19/7/15 2019九州地域自転車競技大会RR(マスターズ)

7/15(月) →2019九州地域自転車競技大会RR
 九州地域のマスターに参加。成年は無理と回避したらマスターエントリーが2名しかいないない状況にまずビビる。マスターズってマイナーカテゴリーだったけ?
 とはいえ、スタートは成年及びジュニアと同時スタート・・ということはマスターといえど最低でも完走する必要がある。が、このコースだとそれが自分にとってはとにもかくにも至難。しかも今回は鹿屋大や南大隅高校の選手がいっぱいいるし。。

 まずは落車しない巻き込まれない、その上なるだけ長い時間先頭集団に留まるにはどうしたらいいか・・ちょっとだけ考えた結果、序盤は脚を使ってでも前でポジショニングをするという基本中の基本の戦略で行くことに。高校生が多く、彼らは脚はあるが走り方が下手な場合が多いので集団後方は落車と中切れのリスクが高いと判断にて。後方でゆっくり展開を見て不測の事態に対応できる脚があればいいけどそれは自分には皆無なので、とにかく弱いということ受け止めて年相応のマスター戦略で臨む。
 6月の熊本選手権と同じコース&12周なので1分450w前後になると思われる坂を何回耐えきるかがカギを握る。ちなみに熊本選手権のときは6回目ぐらいから坂のたびに千切れた。
 試走の際に、想定される強度&ダンシングで上ってみたら腰をグキッとやってしまい、やはり登れそうにない自分に失望。
 
 雨のレースかと思っていたが、当日は快晴。スタート時刻になり気温が上がる。ふじむらさんがサポートしてくださることもあり、少しでも軽くしとこうかと1ボトル作戦も考えたが、あまりの暑さにボトル2本満タンにて出走。(この判断は正解だった)
 参加人数も70名ぐらいいて、なんか怖い。真ん中ぐらいに並んだので早く前に出なくてはと内心焦りながら定刻10:40にレーススタート。
 
 集団の隙間を縫ってうりゃーと行ったら簡単にポジションを上げれてあれっ?みたいな感じ。いきなりの坂区間も結構快調。調子はいいな。前回の熊本より登れているよーな気がする。
 激しいポジション取りがあるかと思ったけどそれほどでもなく5番手あたりを難なくキープできたので、それならばと序盤はなるだけそこら辺からポジションを落とさないよう努める。ローテもホントは入りたくないけど、ポジションキープのために入るようにする。すべては完走のために。
 序盤は最初の下りで落車こそあったが安全に回避してあとは比較的楽にポジションをキープできた。

 去年と今年の熊本選手権で最低でも24周はしていることもあってコーナーにはアドバンテージを感じる。飛び出すつもりがないのに単独走になっていることがあったり。
 序盤の数周にてやはり前にいて正解だと半分以上に人数を減らした集団を見て思う。やはりこのコースレイアウトでこの人数だと集団後方は強者のポジションだ。

 大きな逃げもなくまずは順調に周回を消化していけていたと感じていたのだが・・。
 そのときは突然やってきた。5周目ぐらいから焼けるような暑さを感じ登坂が異常きつく感じる。このときに集団の後方に下がったが最後、不要なインターバルにてさらに消耗させられ、6周目にそれまでの調子は何だったとぐらい簡単に坂で千切れる。
 あっ、マッチがなくなった・・無理だな、と即座に判断して先頭グループをあきらめる。そしてプランBに変更→完走モードへ。一人になるとさらに暑さを感じる。くそ暑い。あと半分もあるし完走無理かも。。
 
 とにかく一定のパワーでのペダリングを心掛け、10分切るぐらいのペースでいいやと思ったけど、実際回ってみると10分強かかっている。単独でも刻めると思っていたペースを刻むことができず、予想外に消耗してしまっているよう。ヤバい。集団は9分切るぐらいのペースで走っていたので、1分強毎周遅れているということになる。残りは6周なので足きりの5分にギリギリのペースというか間に合わない・・・ってのが、ガーミンのLap summaryから読み取れる。非常に便利だが勝負の役にたってない。

 残り7周で2本ボトルが空に。補給を要求するが、なんと9周目にならないとダメだとふじむらさんに伝えられる。がーん・・・殺す気か。単独走にてただでさえ心折られているのにさらにダメージ大。あつい。もうレース降りたい。。赤旗降って楽にしてくれ。
 
 9周目にようやくボトル補給を受け取りちょっとだけ回復。まじ死ぬかと思った。
 10周目にさらに追加で都工の補給ボトルを強引に分けてもらってなんとか水分確保。これもらってなかったら完走無理でした。ありがとうございました。

 11周目はラストラップと思っていてあと2ラップあるのを知らされて愕然とする。
 前に高校生が一人降りてきたのでそれを励みに頑張る。回収して二人でと思ったけど完全に脚が売り切れてるようで回収後も引き続き単独走状態。
 
 12周目:ラストラップ。ほぼ死んでいる。坂は36-30のインナーローをフルに駆使して登坂。バイク降りて押そうかなと思ったり。
 先頭が間もなくゴールしますアナウンスが聞こえる。。まさに足きり寸前だった。というかマスターの最後の生き残りということで完走させてもらえたんだな・・・とマスターズ部の保険をフルに活用して何とか完走。18名しか生き残れなかったらしい。。まあ地獄になることは覚悟してたけど。

 何とか完走にてマスターズの部を制する。総合18位だったけど。おまけにマスター2人しかいなかったけど。2人しかいなかったけど。2人しか・・・。
 でも完走した自分だけが表彰対象だったので、完走できなかったら表彰対象者なしの状況だったのでほんとにヤバかった。最後は完走させてもらった感が満載だが、表彰台は嬉しい。わーいと独占した表彰台にて一人はしゃぐ。

 レースを振り返ると懸念されていたマッチ本数が5本と決定的に足りていなかった。通常の練習も1時間なので、走り込みの無さがもろに結果に出た。Zwiftレースは40~50分が主だしそこら辺のパフォーマンスがよかったのだが、やはり普段やっている以上の時間になるとパタリと足が止まる。それならば時間をどう確保するか。残念ながら仕事ができない人間は時間確保が難しい。
 あと最近特に感じるのだが、練習以上の力は出せない。以前はレース本番は練習以上の力を出せる感があったのだが、この年代になるとそれが年々出来なくなっているのを実感してきている。弱くはなっていないと思うが、そのあたりを含めてしっかり改善していく必要あり。
 最後は暑さ。やはり暑さには極端に弱い。ボトルも結局4本消費して手持ちの2本じゃ全く足らない状況にて、サポート補給なかったら完走は絶対に無理だった。去年の九州地域もレース後気分悪くなったのだけど、今回もレース後の頭痛が激しかった。ダメージがひどくて帰りの運転もふじむらさんにお願いしたほど。なんとか帰り着いたものの即ダウンしてしまったので、軽く熱中症or脱水症状なってしまっていたよう。暑い時期のはレースは控えよう・・というのは去年と同じ感想。今はZwiftレースがあるしな。
 
 いただいた金メダルを一番下のチビにあげたら、遊ぶ時も寝る時もずっと首に掛けていてくれた。最後まで諦めなくてよかったと心の底から思った・・・・・・って、歳かよ。

 そしてこの運を活かしマスターズ九州チャンピョンだったと孫の代まで自慢してやろうと思った。

 

 
 
 

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