2021宮崎県自転車競技選手権大会
楽しみにしていた宮崎県自転車競技選手権大会に参加。とにかく大会を開催して下さったことに感謝しかない。初めての開催場所にて西都市茶臼原辺りの広大な東原調整池1.8kmの周回路コースとなる。

素晴らしいロケーション。こんな広大な場所が西都にあったのかと感激ではあったが、大変残念なことに何故か雨が降っている。。まあ最近はお馴染みの状況なのでとりあえず試走。
●コース:西都市の東原調整池1.8km
聞いていたよりはかなり路面も良い状態。荒れていると噂のバックストレート側のガタガタ区間は正直もう少し荒れているのを期待していたのだが。路面の亀裂も横に入っていて、危険な縦の長い亀裂ではない。
どフラットにてコーナーもそれほどテクニカルではない感じ。水たまりや砂も浮いているがしっかりバイクを立てていけば大丈夫そう。
滑るという感想が多かったけど、試走した感じでは正直自分にはそんな感覚はなかった。これも丁寧にペダリングすれば大丈夫そう。
個人的な感想としては、九州チャレンジ会場となったオートポリスの雨路面のほうが遥かに怖い。。何故だろうか、普通に考えればサーキットのほうが絶対にグリップ高いはずなのに。よく分からないがそう感じたのは事実。
コーナーもそれほど減速の必要が無く、とにかく仕掛けどころが少ないコースなので普通に展開してしまうとスプリント勝負になると思われる。路面こそ荒れてはいるがコース難度としては低めと感じた。
★予選
まずは2組に分かれての予選。上位10人が決勝に残れる。1組目は最後まで集団が大きく、やはりスプリントで予選通過が決まっていた。最初から最後まで一定ペースで安定していたよう。しかしながらスプリント自身の無い自分としては、同様の展開ではちょっと怖い。
と、言うわけで自分の予選二組目は油断しているであろうスタート直後から主導権を握るべくアタックをすることにする。序盤から人数を絞りこみ安全を確保しようという狙い。いつも通りの走りとも言える。かずまくんが同じ組だったので協調出来れば早めに決まるのではないか?
20名くらいにて予選スタート。
路面の荒れているバックストレートからアタック→早々に決まって6人に。上位10人が予選通過なのでこれはラッキーと喜ぶ。あとはこのまま6人で回せばOKとこの時は思ったのだが・・・ここからが地獄。まだペースが遅いと言わんばかりにかずまくんがペースを上げる。アタックのつもりはないのだろうけど、全力で追い付くこと数回。
気がついたら4人に。。
さらにペースをあげるかずまくん。後ろも離れていたこともあり、体力温存と思っていたら完全に千切れてしまい同じく高校生のほりきたくんと二人に。前のかずまくんはどんどん離れていく一方。とりあえずほりきたくんに助けてもらいながら2人で回してゴール。
無事予選は通過したがあまりの力の差に愕然とする。正直これは勝負にならない、、。
予想以上に消耗してしまったのか、予選終わって補給を食べたら猛烈な睡魔に襲われしばしお昼寝で爆睡(経験上かなり疲弊している状態)。ただ決勝は昼過ぎからだったので十分に回復することが出来た。
決勝はどうするか。圧倒的な独走力を誇るかずまくんをマークするしかない。で、おこぼれに預かって逃げに乗れればラッキーか。でも仮に一緒に逃げたところで勝利の権限はなくなりそう。まあ成るようにしか成らないか。雨も止む気配がないので、決勝もまずは落車しない怪我しないを第一オーダーに臨むことに。
★決勝
スタートは緩やか。決勝は25周あるのでその辺は皆抑え目で入るってのは同じ考えだったみたい。ファーストアタック誰も行かないならおれが!とも思ったけど、そんな元気な歳でもないので自重する。ただそのままのペースで走っても自分にはメリットが無いので、ペースアップを図るべく攻撃開始。
3周目ごろからはかずまくんがアタックにて攻撃を開始。とにかく初速のスピードが違い付いて行くことが出来ない。何とか追いついた時には脚にきてしまい疲労困憊を繰り返す。
ギンリンのさこまさんとかずまくんが2人になったときは相当焦ったが、前でペースが落ちたので何とか合流できた。
序盤はかずまくんのアタックに反応する度に消耗していく感じ。自分も何度か攻撃を試みるもかずま君の破壊力のあるカウンターを恐れて全力で行けない。何より一人で逃げれる脚がない。そのため誰かを誘う必要があるのだけど、逃げの意思があるのはかずまくんだけに思える。前待ちも考えたがペースも想定より速いのでここは様子見ながら周回を重ねる。
●中盤
まだまだ人数が多い感じ。残り半分になったのを確認し、3~4人での少人数での展開に持ち込みかったので、あの手この手にて攻撃を試みる。
が、いかんせんアタックに切れがなく、初速が遅いので簡単にチェックされてしまう。
人数は減ってきたようなので、少しは効いてはいるみたいだが。
●終盤
いよいよ本格的に抜け出したいが、やはり単独の力ではアタックに効果なし。誰かのアタックのカウンターに合わせたいところだが、かずまくんのやつだと追いつくだけで精一杯だし、他の選手はスプリント狙いっぽいので特に動きがない。
かずまくんを誘い出したり、かずまくんのアタックに乗ったりするも不発。
そうこうしている内に残り3周。ここで覚悟を決めて行けばよかっただろうが、この頃には着順を意識してしまい脚を貯める方に考えてしまっていた。一応攻撃はしていたけど最後のスプリントに備えて抑え目走ってしまっていたし。何より逃げをかまして吸収→最下位というリザルトにビビってしまっていた。
●ラストラップ
かなり牽制気味でスピードが落ちる。5番手ぐらいのポジションを維持して最後のコーナーを曲がる。曲がったところで高校生の早がけアタック。すぐに反応して前の選手を抜こうと外側のラインを通ったら後輪がズルッと滑り出遅れる。前が離れる。。終わった。。とにかく最後まで踏もうと頑張るも先頭とは一向に縮まる気配がない。
そのままゴール。6位。
やはりというかスプリントで勝負しようという発想にて勝負が終わったような気がする。ラストは先頭でスプリント勝負に加わるスピードは自分にはなかった。ギア比で不利なはずな高校生にも競り負けていたりするのでこの辺りはひたすら練習あるのみ。前よりは改善はされてはいるとは思うのだけどまだまだ。スプリト時のワクワクドキドキ感は嫌いではないので頑張ろう。
全く根拠のないところだが今回のレースを通じてまだまだやれる楽しめるという自信しか湧いてこなかったのはいい傾向はあると思う。バカは恐ろしいなと自分でも思う次第。
今回も無事に完走できたので良しとしよう。・・・・・内心スゲー悔しいけど。血の気だけは多くて申し訳ない。。

終わったら晴れ間が見えるのはお約束。
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