21/10/24 令和3年みやざき県民総合スポーツ祭 ロード競技

【令和3年みやざき県民総合スポーツ祭 ロード競技】 に参加。

 6月の県大会と同じく西都市の東調整池の周回路コースにて開催。道は綺麗とは言えないが、こういう荒れた路面の方がロードっぽくて個人的には好き。

 6月大会は前回は雨だったが今回は快晴。なのでコースコンディションもグッと良くなり高速なレースが予測される。快晴にてコーナーも内側の水たまりが当然ない状態なのでスピードがあがりブレーキの必要なしのコーナーとなっていた。雨天時に比べてコース難度がかなり低くなったので、さらに仕掛け所がなく展開を作るのが難しい感じ。

 予選が6周10.8㎞→3組に分かれて行い上位8名が決勝へ。そして決勝が25周45㎞のレースとなる。

 なのでとにかく予選を突破しないことには何も始まらない。まずは予選を突破することが第一目標。未知数な高校生は誰が強いのかさっぱり分からないし(高校生はわずか数か月で化けることがあるので)、スプリントの勝負となった場合は不測の事態も起こり得るので確実に且つ、安全にここは突破するためにも全力で行くことにする。


■予選 6周 10.8㎞

 いつも通りスタート直後からダッシュするZwiftスタイルでスタート。レーススタート直後はZwiftのほうが遥かにキツいのでこの辺の耐性は鍛えられている。全力で集団を縦に縦に伸ばして2周目くらいで8名になったので一安心。とはいえ、結構ガシガシと踏んだのでかなり疲れ正直キツい。最後は流してゴールしようとも思ったけどスプリントを何名かやりそうな雰囲気だったので練習の兼ねて参加→敗北する。普通にスプリント勝負したら勝てないということが改めて悟る。決勝に向けての展開を練るのに良い材料になったか。

 予選終わって疲れたが、決勝は午後からなので十分に回復できそう。どう走るか・・とお昼寝しながらの妄想タイムを過ごす。プランとしては、スタート直後からの少人数による大逃げを狙ってみようと画策。1人で逃げ続けるのはさすがに無理なので、常に前で展開して誰かを誘いつつ隙を付いていこうというのを決める。前週に一緒に練習した感じでは、くろきさんやあさださんなどとうまく連携できれば不可能ではないはず。

■決勝 25周 45㎞

 6月大会はスタートは緩い展開だったので、まずはここを付いて行こうとすぐに行動開始。

 1周目はバックストレートで前に出ると誰も交代してくれなかったので、序盤からこの辺りの隙を突いて行こうと決め2周目からチャレンジ開始。

 コーナー立ち上がりで踏んだら後ろの気配が消える。目視で後ろが追っていないのを確認したので再度踏んで1回目のチャレンジスタート。とにかく自分のリズムで踏んで後続からの救援を待つ。・・・・・・と思って待つけど全く誰もくる気配がない。泳がせておけみたいなことをいう仕切りたがりの輩がいるのだろうか? 本命のかずまくんは動かず。彼が動くと全員来ちゃうので良い展開だし、でもって他のメンバーにとっても結構チャンスだと思うのだけど。。

 結局2周ほど回って誰もこない。。人望が無いことを理解し、かつ1人で行く気も脚も全くないので一旦振り出しに戻る。
 カウンターをかなりビビったけど消極的な集団みたいでステイモード。ありがたく回復に努めさせてもらう。
集団内は、踏めばついてくるし、踏まないとそれに合わせて前に出てこない感じ。

 1回目の単独は無視されて悲しかったので、作戦変更にて2回目は前を敢えて数名で行かせて集団をコントロール(合図しないとローテで前にでないので簡単にペースコントロールできる)。あさださんが飛び出す形になったので、距離を取ってそこに飛び乗って今度は2人で逃げ開始。
 二人ローテなので1回目より良いペースを保てている。声を掛け合ってペースを維持。さらに何人か飛び出してくれるのを待つ。しばらくしてみついさんが合流。でもちょっとペースが乱れたので再度体制を整えて踏み直そうと思った矢先に吸収されてしまう。ちょっとスピードを抑え過ぎたか? すみませんでした。。うーん、いい展開だったんだけどなと思うも、2周ぐらいしかもたず残念。
 
 また集団内で回復を図る。幸い動きらしい動きがないので助かる。どうやら高校生はどう走っていいのか分からないみたい。ロードの大会もないし圧倒的に経験が不足しているのだろう。もしかしたら外での練習もこのご時世にて大人の事情に束縛されて自由に練習できていないのかも。かといって、お手本になるべく大人は皆40~50代のお年を召した方々ばかりなので動きたくても動けない感じ。そして狡猾なので口だけは動くというお約束。若者は真似しちゃだめです。

 中盤になって都工のくすのきくんがアタック。鹿児島のかねいくんがやや離れて追う展開が生まれる。非常によい動き。こういう動きは大好きなので、集団と距離が空いたところで頑張ってもう一度アタックしてブリッジ。
 かねいくんに声をかけて2人でくすのきくんに合流3名。かずまくんは集団に残っているのでこれを決めるべくローテローテで回す。かなり本気で決めにかかるけど中々差が開かない。序盤から前で展開して子たちなのでさすがに追走モードみたい。2周ほど回って吸収される。結構脚を使って疲弊したけど、追う方も脚を使っただろうからそろそろ本命のが決まりそうな気配がするので、また回復に努めてチャンスをうかがう。

 残り10周をきったぐらいで、また4名ほどが飛び出す形に。これはチャンスと飛び乗って再度本気で決めに行く。たしか、あさださん、かねいくん、ぞんだくん、くすのきくん、延学のうとだくんだった記憶。かずまくんは乗ってないのでとにかく必死で回す。しばらくしてくろきさん、さらにかずまくんも合流したのを確認してこのレースはこの8名の勝負で決まり。結局、序盤から前々で展開していたメンバーが残る結果となった。

 しばし後ろ集団との差を開くためにローテして後は勝負に徹する。
 スプリントは勝機が無いので何とかここから抜け出したいが、肝心の脚が残っていない。とりあえず回復のためにローテやらも飛ばし飛ばしで展開を練る。が、どうも売り切れちゃったみたいで自分から動く余力が残っていない。そうこうしているうちにどんどんと周回数が減っていく。ただ他のメンバーの動きも全くなかったのでここは助かった。
 このままだと6月のレースと同じ展開なので残り2周で行こうと決め、バックストレートの先のコーナーから仕掛けてみる。・・・残念ながら加速することができず無理と判明。こりゃダメだと僅かな望みをかけてスプリントに備える。
 最終コーナー立ち上がりで、くろきさんとあさださんの大人なトレイン→その後ろでやる気満々なジュニアな子たち→その後ろで淡々と棚ぼたを狙うおじさんの構図。結構落ち着いていて、とりあえず、ジュニアなギアに対して大人なアウタートップで勝負だと52-11で準備。
 いざ勝負!と早めに仕掛けて行こうと踏もうとするも完全にギア重すぎたようで(普段は52-12.13ぐらいを選ぶ)、踏めずに踏み遅れる。さらに回せないのでかずまくんとかねいくんのスプリントからジワジワと離されてしまっての4位ゴール。ジュニアな子たち高ケイデンススプリントに完全敗北という結果に。

 レース自体は、展開を作りながら走れたので楽しく走れた。正直、脚についてはかずまくん以外のメンバーに比べて一つ飛び抜けた力があったのだろうと思う(でないとこうも一人で展開を作ることができないので。)
 動きすぎと怒られそうなのだが、この手のローカルレースは本当に誰も動かないので動かざる負えない。中学生や高校生も一緒に走っていることだし、ある程度見本となる走りをせねばというお年頃でもあるので。
 若い子が牽かないとの言葉もあったが、それは経験が全然ないためどうやって走っていいか分からないからだと思う。そこで大人に怒られてもロードに対する情熱もやる気もなくすだけなのでそこは温かい目で見守ってほしい。何より大人がちゃんとした走りを見せてあげるべきでは?と思う。後は新人大会の選考を兼ねてたという話も聞いたのでその辺もあるのかも。ただ、強くなるためにはレースで動かねばならない。どんな練習よりもレースが一番強くなる方法だと思っているので。
 
 また4位とかの順位か・・とは思ったが、表彰は年代別でされるらしくちゃっかり1位。しかもくろきさんが2位で練習会メンバーでワンツー達成で大変喜ぶ。さらに前週に一緒に練習に付き合ってくれたあさださんも30代で1位と練習会を企画した者としてはこの上ない結果が嬉しい。連携した走りも楽しめました。おかげで常に前で安全に走ることができ無事に完走できました。ありがとうございました。
 
 
 

 

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