22/11/20 宮崎ロードレースカップ第3戦
西都の向陵の丘特設会場で開催される宮崎ロードレースカップシリーズの第3戦に参加。
テクニカルなコースだが、ついに今回の第3戦は前日からの雨にてウェット路面でのレースとなった。
第3戦ということにて参加者も徐々に増えると思いきや、今回は自分の参加するC1クラスは7名という大変寂しい状態に。。11月というシーズンオフ的な空気のためなのか、登りとテクニカルな下りしかないレイアウトのためなのかは分からないが、せっかくの宮崎で開催される公道封鎖ロードレース、貴重な経験が出来ると思うのだが、、
自分以外の参加者は高校生、しかも1~2年生の経験の浅い選手だけが一緒に走るのでレースというより練習会的な要素が強い。一人だけ40代の人が混ざっている感じ・・・・もしかして空気を読めということ?
それはさておき今回も試走からじっくりとコースを走るところから始める。高校生が一緒に試走させてくれと言われたので、ラインどりをみせながら走る。もちろん慎重にグリップを探りつつ。朝の状況だと完全にウェット状態にてかなり気を付けて走る必要がありそう。幸い雨は止んでいるので、レース開始の12時頃までにはもう少し乾くんじゃないかと希望的観測をもって試走終了。
C2クラスの応援を楽しみながらこの日の走りをどう走るかを練る。C2のレースを見る限りだとやや路面は乾いてきているよう。午前中の試走の段階とはまた路面状況は変わっているだろうから実際に周回を重ねながら考えた方が良さそう。また、おそらく力的には自分が一番脚があると思われるのでレースを引っ張りながらの展開なりそう。あとは25周回なので最初から最後まで1人で走るだけは避けたいところ。
ボトルなどの補給については涼しいコンディションにて1本で十分そうだけど念のためくろきさんにサポートをお願いしておく。(実際に今回やボトル補給受け取りはやらなかったけど、練習のためにもやってたほうが良かったなとレース後に思った次第。)
C1クラスは定時の12時にスタート。
レース内容については、ひさびさにオンボードカメラを積載して録画していたのでそれの通り。正直延々とコースを走る動画が映っているだけでほとんど見るところはない。(個人的にはレースの振り返りとして面白いのだけど)
展開的には2周目下りから後続と開いた差を利用して1人で行ったところ、最後のまで無事に25周回してゴールという内容。(動画は24周回目までしか撮れていない)
スタート後は一番後ろに位置して、まずは高校生がどんな展開をするのか眺めていこうと思っていたのだけど、いざスタートしてゆっくりと漕ぎ出すとそれに合わせてゆっくりとスタートする高校生。。どうやら自分の後ろに付く作戦っぽい、、まじか。。よってガラ空きになる先導バイクの真後ろポジション。ローリングスタートにおける一番おいしいポジションなのに。どこが一番有利なポジションか把握できていないよう。自分をマークしろという先生もしくは親の指示なら完全に間違っているし、本人の意思なら次回に活かしてもらいたい。
なので、ありがたく先導バイクの後ろにつかせてもらって、ありがたくローリングスタート後の先頭アタックさせてもらう。もちろん縦に伸ばして後ろにダメージを与えるため。
ローテを促してさらにペースアップを要求したら1人の延学の子が乗ってくれる。少し牽制入れて様子を見てたらもう1人延学の子がペースアップしてくれていい感じ。っと思ったら落車が発生。レースを作ろうとする意志が感じられて良い動きだったのだけど、逆バンクなウェット路面にて後輪を滑らせてしまったよう。幸いマージンをもってしっかりと避けることができたので仕切り直しな感じになる。
そのまま先頭に出て下りコーナーをこなして、下り最終を立ち上がったら後続が何故か離れていいるのを確認。あっ、隙あり!と思い最初から行くつもりなど毛頭なかったけどチャンスだったので意地悪く飛び出してみる→単独に。この時は一緒に走ってもスタートの感じだとツキイチっぽいので追走で脚を使わせようという狙いがあった。
けど、2・3周とこなすうちにどんどん開いていく後続差。ラップタイムは序盤の数周こそ2分40秒を切るぐらいだったのだけど、差が1分弱ぐらいに開いたところのでペース走に移行して2分45秒ぐらいでのLap周回。正直独走するには遅いぐらいのタイムなのだけどそれでも差が開いていく。どうやら追走ではローテが回っていないよう。
ゴール地点にて先生方に後方は協力して追走ローテを回すようクレーム出す→差が1分ほどに落ち着く。
自身はというと余裕そうに見えたかもしれないが、実は減らない周回数にメンタルがやられ気味。
落車しては元も子もないので下りだけはとにかく慎重に慎重にこなす。とくに下り最終コーナーは濡れている範囲が多くグリップがつかめないので、なるだけ早くバイクを立て通過するよう気を付ける。
残り周回が半分すぎたあたりからは無の境地に入り、登りは300~350Wぐらいを目標に踏み、下りはひたすら回復に努めるというのを繰り返す。Lapタイムも安定してきたので西後まで集中力を切らさずに無事ゴール。大変よく頑張りました状態。
あとでデータを見てみるとNP275Wにてスコア的には前回第2戦と一緒。よって終始一人ながらも集中して走れていた。Lapタイムが遅いがこの点はウェットな路面状況もあって前回とは比較はできないのでその辺は言い訳しとく。ただ第1戦目のかずま少年の単独走と比較するとおそらく3周回ほどマイナスラップされていた可能性があるという。。恐ろしい。
坂の頂上まではしっかりと踏めているのだけど、そこから下りまでの繋ぎ区間をしっかりと踏んでいなかったので、その区間をしっかりとサボらないことが必要なよう。
ただ積極的に行ったことでレースを通じてメンタル的にもフィジカル的にも強くなれたはず。
第4戦は3月。数名の高校生1年生について練習次第ではこの冬にブレイクできそうに感じたので、次戦もしっかりと戦えるようコツコツと練習に励んでいきたい。かずま少年もまた出てくれないかなとも思ったり。
高校生などにはアドバイス等も相談もらえればさせていただいています。参考程度にしかならいでしょうけどお気軽にご相談下さい。
動画はレースの振り返りとしてとても有効だなと感じた。冬のローラーのお供としても役立ちそう。
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